配管に使われる

蓄電する

FRPとはファイバー・レインフォースド・プラスチックの略称で、和訳すると繊維で再強化されたプラスチック、となります。その名の通り、ガラスやカーボンなどの材料を繊維化したモノをプラスチック内部に混ぜ合わせる事で、強度を高めた素材の事を指しています。 FRPは軽量かつ加工性に優れている他、絶縁性や熱や薬品などへの耐久性もあります。そのため日常生活用品の部品や建設産業、航空産業ほか幅広い業種で活用されています。具体的には自動車や電車の部品の他、浴槽などの材料となっています。 こうした利点を持つFRPの防水性に着目し、配管の防水材として使うのがFRPライニングと呼ばれる技術です。ライニングとは配管の裏側に別の素材をはり付ける事で腐食や防水を防ぐ技術を指した言葉で、その素材として活用する考え方です。 この工事では、規模や工事個所によってまちまちと言われているものの、FRP素材自体の安さから以前の4割程度の費用で済むようになったとされます。

防水や腐食対策としてのライニング技術は、今日までの配管・給水インフラを確立する上で重要な要素の1つだったと言われています。 この技術を確立するまでは、サビによる水の不衛生化や、腐食による漏れなどが起きやすい状況とされていました。また水消毒に使う塩素による影響もあり、水質汚染が起きやすい状況となっていました。 そこで近年では1900年代に入り、天然ゴムや合成ゴム、硬質塩化ビニルなどの素材によるライニングが定着し始める様になったとされます。そして1970年代に入り、素材としての活用に期待がかかったFRPをライニング活用する試みが始まったと言われています。 その後、長年の研究によって安定活用可能な樹脂の開発や規格認定体制の確立などを経て、2000年ごろには国の技能検定として認可されるほどに定着したとされています。